避難訓練(地震想定)

この日は、地震の想定で室内訓練を行いました。

【もし今、地震が起きたらみんなはどうする?】

と聞いてみると、「机の下に入る」「逃げる!」と答える子、周りの様子をうかがう子、反応は様々でした。

「学校では確かに机の下は入りやすいし安全だね。

きらきらではどうかな?あのテーブル(ローテーブル)の下に全員入れるかな?」

「もし、〇〇が落ちてきたら?」「もし、〇〇が倒れたら?」

質問するたびにちょっと不安になる子どもたち。

考えると怖くなるのかな?

それとも、間違えるのがイヤなのかな?

 

「何が正しいかではなく、まずはよく考えることが大事だよ。大丈夫。思ったことを言ってごらん。ほら!地震だ!」

そんな風に声をかけていくと・・・

 

「大きい子は入れないよ」「テーブルに頭だけ入れたら?」「ロッカーに頭を入れるのはどう?頭は大事だよ」次第に意見が出てきます。

 

「室内で一番安心な場所は?」「その理由は?」スタッフからは問いかけ続け、

「蛍光灯が落ちてくるかもしれないからここはダメ」「出口に近いからここが良い」など子どもたちから建設的な意見も出てきて、まずは身を寄せ合う場所を決めました。

 

そして、スタッフからも提案📝

「テーブルまでの移動中にぶつかったりすることもある。

例えば、危ないから動かないほうが良いと考えるなら、いつもお尻の下に敷いているマットなども頭に載せればちょっと安心だと思うよ。

それと、補聴器や人工内耳もいつも聞こえるとは限らない。でも情報は大事。

だから、怖くても目はできるだけ開けて、目で見て話ができるようにしておくと良いと思っているよ。」

話が少し長くなりましたが、真剣に受け取ってくれている表情になりました。

 

さて、その上で「きらきら事務室からの避難指示が出た場合は、スタッフの誘導で非常口から屋外に出ることもある」ことを確認。

「その時に、持って行くものは?」とまたもやスタッフから質問。

「ランドセル?」 「水筒?」 「何も持たない?」

子どもたち同士で話ができるようになってきていました。

1人が、「あ!前に見た。箱に入ってるもの・・リュックとかあるよね?」と気付いてくれました。

みんなで一つ一つ中身を確認。使い方や目的などたくさん話をしました。

いざという時、自分で考え、コミュニケーションをしっかり取りながら動けるよう、定期的に確認をしていきます☆