上州空っ風が豪快に吹き荒れる中で行った1回目に続き、春休み2回目のおでかけ(この日も強めの風でした💦)。
🌟1回目のお出かけ記事はこちらhttps://deafgunma-kira.com/info/1427/🌟
今回は中高生も多く、久しぶりに会う子たちもけっこういます。
朝からボードゲームで遊んだり、乗り合わせを決めたり、朝の会でゆっくり「サインネーム(手話のあだ名)」を確認したりしながら、子どもたちの距離を縮めてから出発!
ゆっくり目に出発したので、今回も到着してまずはお昼ごはん🍱
前回はレジャーシート事件(忘れた子が多かった)で、2組に分かれて食べることになりましたが、今回はみんなで一緒に食べられました!
以前はこういったお出かけの時、早くお弁当が食べ終わると片付けもそこそこに遊具にまっしぐら!という子が何人かいましたが、最近は食べ終わってもおしゃべりしたり、ふざけあったりして、同じ空間を楽しめるようになってきました。
みんなが食べ終わり、いざ遊び!
「遊具で遊びたい!」「そり滑り!」「芝生でサッカー!」みんなの希望を聞いて、2組に分かれることに。
【集団から離れる時は一声かけてほしい。「いつの間にかいない!」ということがないように。】というルールを確認して遊び始めました。
小さい子が多いグループは、
遊びがどんどん変わっていきます。
そり滑りは、自分たちでいろんな体制を楽しんだり、傾斜を考えて、スピードを選ぶ子が居たり(速いのが好き・遅いのが安心など)、遊ぶのが上手になったなぁと実感。
みんなで夢中になって遊んでいると1人でどこかへ向かって歩き出す子がいました。
こういう時、「待って、みんな一緒だよ!」と何とか声をかけようとする子がいます。室内なら声で聞こえることもありますが、屋外ではなかなかそうもいきません。
【ろう・難聴の人を呼ぶとき、みなさんはどうしていますか?】
以前の子どもたちは、ひたすら大声で呼んで、でも当然その声は届きませんから「もう!なんで戻ってこないの!」と立腹している子が多かったりしました。でも最近はと言うと、まずはちょっと困り・・・辺りを見回し、スタッフを見つけて見つめる子が増えました(まだ遠くの子を呼ぶにはどうするかまで気付けなかったり、単に呼びに行くのは面倒だったり、想いはいろいろでしょうね)。
スタッフはその視線に気が付くと「1人で行っちゃうと困るね。声だと聞こえないしね。」と、まずは気持ちを言葉にします。次に「どうやって呼ぶかね~?」と一緒に悩みます。そして「こうやって手を振り続けてみる?」と提案しやってみたりする。。。一緒にやってくれる子もいるし、【非効率】と思うのか恥ずかしいのか行動には移さない子もいます。
すると・・・
そのやりとりを見ていた行動的な子が、すぐに走って行って呼ぼうとしてくれました!ステキ~🌟
そんなことをやっていると、1人で他の所に行こうとした子が自ら振り向き、「ねぇ、あっちに行きたいよ~」とちゃんとみんなに聞いてくれました。
スタッフが「1人で行っちゃうのかと思ってみんなびっくりしたよ。向こうを見たかったんだね。」と言うと、「そう!あ、ごめん!」と言ってくれ、みんなで「な~んだ!」と、大笑いでした。
スタッフがさっさと呼びに行ってしまうこともできますが、安全が確認されているのであれば敢えてスタッフは動かず、みんなで困ったり、考えたりする時間を作ることがとても大事だと考えています。
さてさて、中高生は・・・?
趣味でフットサルやサッカーをやっている子が多かったせいか、ずっとボールと戯れていたそうです⚽
「鳥かご」という練習方法の1つをやってみようと子どもから提案があり、スタッフもドハマりして、時間いっぱいまでやっていました。フェイントかけたり、スピードを上げたり下げたり、スタミナが持つかどうか計算したり、いろいろな能力が上がるのです。
しかし、わざわざお出かけまで来て、ずっとサッカーとはどれだけ好きなのでしょう。まるでトレーニングのようでした笑 きらきらからデフリンピック選手が誕生するかも?🚩⚽
そして汗をかいた後は・・・今回もお土産コーナーへ!
たくさん動いた後のおやつは格別!🍦🍩🍫🍭
またみんなで来たいね!