普段より学校が早く終わったので、避難訓練を行いました。
今回は洪水を想定した訓練で、きらきらから避難する場合に避難場所となる「前橋市民文化会館」まで実際に歩いて行きました。
まずは、『もし洪水が起きたら町はどうなるのか』『洪水時の避難の仕方や避難勧告』についてスタッフからお話をします。
ハザードマップや写真等の資料を用いて子どもにとってわかりやすくなるよう心掛けてゆっくり説明します。
ハザードマップが色分けされている理由を聞くと「オレンジや赤は家が浸水する場所」「白は大丈夫な場所」など子ども達から様々な意見が出ました。
1時間ほど話をしましたが、みんなよく集中してくれていました。
交通ルールの確認も済ませたら、いよいよきらきらを出発🚶🏻 実際の避難ルートを歩きます。
「本当に避難する時はおしゃべりはしない」ことは確認しつつ、今日は暑さを紛らわすためにも目に入るものをあれこれ話しながら歩きました。それでも大きく列を乱したりすることなく、交通ルールを守って歩くことができていました。
ろう者は話しながら歩くとき、相手の後ろから人が来て道を塞ぎそうになったり、相手が何かにぶつかりそうになると、それを知らせることができます。最近、それができる子が増えてきました。「こうしなさい」と教えるのではなく、少しずつでも自然と身に付けてきてくれていることがとても嬉しいです。
気温がとても高かったので、日陰を探しては給水休憩を何度も取りながら20分ほどで到着。「きらきらから遠かった」「道は覚えられた」など少し話をして、訓練は終了です。
文化会館のロビーで少々涼を取り、せっかくここまで来たので、いつもは行かない文化会館近くの公園で遊びました。
短時間でしたが、子ども達は遊具で遊んだり走り回ったりと、何かか解けたように思いっきり体を動かして遊んでいました。
緊張感を持って訓練をしてくれていたことがよく分かります。
きらきらに戻ったらおやつを食べながら振り返りの時間です。
子ども達には避難訓練の大切さを知ってもらえるよう、そしていざという時に備えて今後も定期的に行っていきたいと思います。