皆さん、「デフリンピック」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
子どもたちに聞いてみると「知ってるよ!障害者のオリンピックでしょ!」「惜しい!それだと、「パラリンピック」だね。」とやり取りをし、「ろう者の(聴覚障害者の)オリンピック!」と正解にたどり着きました。
世間ではまだまだ知名度の低い「デフリンピック」ですが、実はパラリンピックよりも歴史が古い、伝統ある大会なのです。今年はちょうどデフリンピックの年で、ブラジル(カシアスドスル)で開催されました(2021年開催予定でしたが、コロナのため1年延期)。
そこで、今回はデフリンピックブラジル大会の銀メダリスト、バドミントンの沼倉昌明選手にお越しいただきました!!
最初にデフリンピックについてお話を伺った後、体育館(サンアビ)へ移動してバドミントンの実演と体験です。
まずデモンストレーションでシャトルを打ち合う様子を見せてくれました。バドミントンのスマッシュの速さは新幹線よりも速いとか!デフリンピアン(デフリンピック選手)の迫力にみんなも静かに見入っていました。
その後、全員でラケットを持ってバトミントンの体験です。
次のデフリンピックは2025年開催。実は日本の聴覚障害者団体(全日本ろうあ連盟)は2025年大会の招致活動を行っています。2022年9月、ウィーンで開かれる国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)の会議で開催地が決定する予定だそうです。日本に決まったら、みんなで応援に行きたいですね!
沼倉昌明選手、ありがとうございました!