この夏休み2回にわたり『社会科見学』を行いました。
行先は生涯学習センター少年科学館。2回の様子をお伝えします。
科学展示室の見学とプラネタリウム鑑賞です。
第1弾…まずは子ども会議で、グループ分けをして、科学展示室の見学ルートを考えて、フロアマップで場所を確認。
「そうだ!チームの名前も考えようよ!」と子どもたちから提案。ほどなく、「名前決まったよ!3人の名前から一文字ずつとったんだよ。このマークは“仲良し”って意味なんだー。」何だか良い調子です。交通安全ルールと少年科学館でのマナーを確認して出発!きらきらから1kmの道のりを歩いて移動しました。
現地に到着。『フライトシュミレーター』で群馬の上空を飛んだり、ハンドルをぐるぐる回して発電させる『空っ風発電』などなど…あっという間の1時間だったようです。
実はこの日はプラネタリウム鑑賞の予約ができなかったため、子どもたちには「もしかしたらプラネタリウムも観られるかもしれないよ」としか伝えていませんでした。確認したところ入場可能になったので「プラネタリウム観られるよ。タイトルは『ポケモン』だよ。」と伝えると、ガッツポーズで大喜びする子どもたち。入場し投影を待つ間も「あと5分だよ」「あと3分だね」ワクワクそわそわ。
星を学ぶと言うより、ドーム型の大きなスクリーンでポケモン映画を観た感じではありましたが…子どもたちの目はきらきら輝いていました。
「まだ帰りたくない。もっと遊びたい!」とごねるほど楽しかったようです。
気持を切り替え、きらきらまでしっかり歩きました。
第2弾…この日は事前予約のみの日、プラネタリウムも科学展示室も貸し切りでした。
プラネタリウムは一般上映されていない『すいきんちかもくどってんかい!』を観せてもらえることに。
太陽系のお話です。調べたところ、太陽系を勉強するのは中学3年生だとか…。
そこで、何となくでも太陽系を知ってもらおうと、グーグルアースを使って、きらきらがある場所から群馬県→日本→世界→地球→太陽系と広がっていくストーリーで予習をしました。
第1弾に参加した子も多かったので、午前中に子ども会議を開き「歩くときの並び順」「科学展示室のグループ分け」を経験をもとに話し合ってみました。「年齢順がいいんじゃない」「いや背の順がいいよ。その方が前が見やすいから。」と理由と共に意見が交わされました。「幼児さんのお世話は私がするよ」と買って出てくれる子もいました。
極力大人が入らず、じっくり時間をかけて話し合う子ども会議。回を重ねるごとに一人ひとりの成長を感じます。こうした時間を大切にしていきたいです。
お弁当を食べエネルギーチャージして出発!
科学展示室では「これ面白い!」「次はあっちに行ってみよう」と好奇心旺盛なグループ。小さい子に「これやってごらん」「こうやるんだよ」と教えてあげるグループ。それぞれにカラーがありました。
そしてプラネタリウム鑑賞。「あ!地球だ!」「あれが木星だね」と、予習が役立ったようです。一面の星空や、流れ星もとってもきれいでした。
社会科見学を通して、「公共施設のマナーを学ぶ」「星や科学に興味を持てるように」との目的もありましたが、何より、楽しそうな笑顔と、ワクワクしながらプラネタリウムに目を輝かせる子どもたちが見られてよかったです。
夏休みのすてきな思い出になりますように☆