この日は、群馬の情報提供施設「群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザ」で【字幕付きビデオライブラリー】として貸し出しをしている『サインマイム』のDVDを見ながら、みんなでサインマイムをやってみました。
「サインマイム」って・・・何?
ピンとこない子どもたち。
ろう者にはこんな芸術文化があるのだと初めて知った子も多いようでした。
DVDを流してみると、みんないつになく集中して観てくれます。
けっこう長い時間、確実に空気が変わっていました。
四季全てを表現していましたが、今回は春だけをやってみることに。
『春』の部分をみんなでもう一度観ます。
「何を表現していた?」と少しずつ区切って確認していきました。
表現のポイントによっては「メダカだよ!」「金魚だよ!」と意見が分かれるところもありましたが、
芸術は受け取り側が何を受け取るかを決めるものだと思うので、正解・不正解という話はしませんでした。
「さて、これをみんながやるよ!」
「え~!むり~!」「かんた~ん」
思いは様々。大事なことは、みんなで楽しめるかどうか・・・。
初めてなので、
4人グループで担当部分を決め、それぞれ一部分だけを担当することに。
子どもたちで相談した結果、まずは男女に分かれ、その中で「4つに分けるよ。何番目が良いかな?」と順番を相談してもらい、自分の担当する表現が決まりました。
芽吹く様子はどうかな?
魚はどう動いているかな?
細かく確認していきます。
誰かが魚になると、「私も!」とみんなで泳いだり、雷の激しさ競争になったり😂
みんなで共感しながら、練習が進んでいきます。
さていよいよ発表!
いつもと違って緊張した様子でしたが、細かいところもちゃんとよく見ていたようで、目線やタイミングなども、とっても上手にできました。
午後は公園で思い切り汗をかき、その後、おやつを食べながら発表を振り返りました。
まだ、夏・秋・冬が残っています。今後が楽しみです☆