サインマイム

芸術の秋🖼 久しぶりにサインマイムをやってみました。
サインマイムとは、手話とパントマイムを組み合わせて作り出す表現方法です。
手話の動きだけでは伝えきれない部分を、感情・気持ちを表情で補い、表現が完成されます。
今日は、そんなサインマイムの2回目の体験です。
あしたやジョーさん作のサインマイムをお手本で見ます。
「しってる、しってる」
「前にやった」
始まると、
真剣に見入っていました。
今回のテーマは、「夏」。
見本では、太陽が眩しい!と顔をクシャクシャにしたり、暑くて喉がカラカラな様子から飲み物を美味しそうに飲みほす、夜空に上がる大きな打ち上げ花火の様子、手に持つ小さな線香花火の火種が落ちるまで…を見たりしました。
あしたやジョーさんは、思いっきり眩しそうな顔や、喉が渇いてたまらない顔など、感情を100%表情に乗せ、伝えたいことを具体的に表現していました。
子どもたちにも、体験してもらうため、練習中で喉がカラカラの時にジュースを振る舞ってみました。
「これこれ!これが飲みたかった!」
と美味しそうに飲む様子は、こちらに言いたいことが伝わってきました。
サインマイムに必要な表情と動きを少し掴めたように見えました。
言葉がなくても伝えられる表現である分、感情を全力で具体的に表さなければなりません。
子どもたちは、繰り返し繰り返し練習しました。
みんなの前で発表する時は、堂々と表現でき、また、友だちのサインマイムも興味津々で見ていました。
普段、何気なくやっている行動を細かく分析して、表現する難しさ、伝える楽しさを味わえたのではないでしょうか。