この日のテーマは『生け花体験』
ゲストは、小原流家元 杉山泉先生。聞こえる方ですが手話もできて、通訳を介さず指導してくださいます。
また、今回は無理を言って、こちらで準備をした花材を使わせて頂きました。
午前中、前橋サン・アビリティーズの体育室でジャンボ風船バレーをして、思いっきり動いて
はしゃいだ子どもたち😁
このテンションの高さで生け花体験できるかな…と心配しましたが、先生が準備をしてくださった水盤(すいばん)と剣山が目の前に置かれると、子どもたちの表情が引き締まってきました。剣山を手に取ると「重~い」「痛そう」と興味津々。
更に、先生が見本で生けてくれたお花を見ると「わぁ~すごい」と目がキラキラ☆
まずは、枝から生けていきます。一番大きな主枝(しゅし)は水盤の2倍の長さ。
客枝(きゃくし)はその3分の2の長さにします。角度はね…先生の説明にみんな真剣。
見よう見まねで生けていきます。
続いてお花。「お花には表と裏があるんだよ」「みんなから見てきれいな向きを考えて生けてみよう」と教えてもらうと、お花をくるくる回転させて生ける向きや角度を考えます。
そして完成!先生から「いいね」「きれいだね」「すごいね」「わぁ。オリジナリティがあるね」と、たくさん褒めてもらいました。
先生がこの生け花体験で伝えたかったのは「花器・剣山・剪定ばさみなど、本物に触れてほしい」ということだったそうです。
作品と一緒に子どもたちの笑顔をカメラでパチリ☆
そして「先生、教えてくれてありがとうございました」とご挨拶。
みんな、良い経験ができたね。
本物に触れたことは、きっと心の栄養になったと思います。